コロナで深刻な経営状況に陥っている会社様も多いと思います。
そんな中で、早く出来てすぐに使える資金繰り対策があります。
それは、法人で契約している生命保険の見直しです。
退職金準備目的や、課税の繰り延べとして、保険料の一部または全部を経費で落としてきた保険があると思います。
その保険を今こそ見直す時です。
とにかく掛け金が重たいはずです。
だから、この保険を解約すればお金も入ってくるし、もう解約しようか?と考える社長さんもいらっしゃると思います。
そう思われるのも無理はありません。
固定費の中で、生命保険に払っている「保険料」という名のお金は、恐らくものすごい額だと思います。
だから、今はもうここに手をつけるしかない!と考えられる経営者さんも多いはずです。
でも、そこは待った!です。
まず、保険は解約してしまうと保障がなくなります。
そこは慎重にしないといけません。
保険は、大事な保障です。社長さんに万が一の時に、保障が出ないのは大問題です。
借入金もあるでしょう。それに対して個人保証が付いている訳ですから、残されたご家族も大変です(相続の問題)。
そして、解約してしまうと、現金は手元に入ってきますが、解約金は、益金として上がってきます。
全額損金で経費扱いにして落としてきた保険は、全額が雑収で上がってくるので、解約金は課税されます。
それを課税されずに、現金を手元に受け取れる方法があります。
それは、「契約者貸付制度」を使う方法です。
今は、特別措置として借りた利息がかからずお金を借りる事が出来ます。
現在の解約金の90%(保険会社によって違います)ほどのお金を無利子で借りれる事は
保険会社の担当者さんから聞かれているかも知れません。
でも、それも借りるか借りないか、そんな単純な判断で借りてしまうのも危険です。
それは、特別措置の期間が過ぎると、通常の利息がかかってくるからです。
その金利が思ったより高いのをご存知ない方も多いので気をつけて頂きたいです。
この低金利のご時世に。
それでも背に腹はかえられぬ、です。
手元にお金を取り出せるならば解約よりは断然よい方法になります。
と言いますのも、貸付金は益金ではなく(会社の収入ではなく)帳簿上も口座にも「現金」が入ってくるだけだからです。
現金なのです。自由に使えるお金です。
でも、そのお金は、会社がずっと積み立ててきた会社のお金です。
そうです。会社のお金。
それを今こそ取り出すのです。
解約してではなく、借りるという形で。
ただ、ここで気をつけないといけないのは、契約者貸付を受けたとしても
保険契約は継続していくので、保険料の支払いは発生します。
もし保険料を支払わないと(支払えないと)保険は「失効」してしまいます。
失効とは、保障が切れてしまっている状態で、何かあっても保険が下りません。
それはそれで困った!という話になります。
また、失効してしまうと、「復活」(保険を元の状態に戻すこと。復活可能な期限もあります)も出来るのですが、
復活するには、今まで支払っていなかった保険料をまとめて払う必要があるのと、併せて診査や告知でお体の状態を調べさせて頂く為、病気などしていると復活出来ない場合もあります。
さらには、復活可能な時期を過ぎると、自動的に保険を解約させられたりする事もあり(保険会社によって運用が違います)また、自動解約までいかなくても、通常は3年で解約請求権を失う事になります。
そうなると、先で解約金を受け取れなくなったり、また、会社の決算の内容で、よいタイミングで解約が出来なくなってしまいます。
では、どうしたら良いか?ですが、これは保険会社によって運用が様々ですので、ここに簡単に書ける事ではありません。
情報が一人歩きしてしまうと、間違った形で伝わる事が懸念されますので、書くのは控えさせて頂きますが、
ここは私共にお任せ頂き、その会社様にとって最善の方法、一番いいやり方をお教えさせて頂きます。
現在契約されている保険会社の担当の方とも直接お話をさせて頂きながら、各社の運用も正しく理解した上で、対策案を考え、ご提案させて頂きます。
また、毎月、毎年の支払い保険料についても、同時に見直していく事が大事です。
契約者貸付制度を使っても、保険料は支払い続けないといけません。
それには、もっと負担の軽い(安い掛け金で大きな保障が買える)保険に新しく乗り換える事も必要となります。
そんな事で、保険の見直しは、既存の契約も含めて、総合的にコンサル可能の私共にお任せください。
セカンドオピニオンだと思って、アドバイスを聞いて頂けると幸いです。中立公正なアドバイスをさせて頂きます。
今はとにかくスピードを持って対策を講じる事です。
今は手元に現金を一日でも早く持って頂きたい気持ちでおりますので、私達も全力で対応させて頂きます。
なお、ご相談については、現在全てオンラインでのご対応となっておりますので、社長様のよいお時間にご予約下さい。ZoomやSkype などのビデオ通話で、ご相談の乗らせて頂く形となります。
初回無料相談もやっておりますのでご希望の日や時間を書いて頂き、
下記フォームよりご予約ください。お問合せもご遠慮なくお待ちしております。
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