桜が咲いた。
今年も咲いた。
毎年、桜が咲くと「ああ、また一年生きて来れたなあ」と思う。
この桜の木は、遡ること今から19年前。
ピュアレの社屋件自宅を建てた時に、自分で庭に植えたもの。
確か、ホームセンターに2,000円くらいで売っていた苗だ。
それが今ではこんなにも大きく育ち、毎年春の訪れを知らせてくれる。
桜が咲くと、また1年間無事に生きられたこと、
そしてピュアレと共に歩んできてくれたことに感謝して「ありがとう桜さん」と声をかける。
長い年月をいつも共に過ごしてきたから、私にとってとても愛しい相棒のような存在。
‘’花の命は短い‘’とよく言われるが、本当にあっという間に散ってしまう。
それがとても寂しい。
でも、相棒はまた来年もきっと見事な花を咲かせてくれるから、
それまで私も頑張って生きようと思う。
そして、いつか私の命も散る時がきたら、この桜の木の下で眠りたい。
今はお墓もいらない時代になってきたから、可能であれば粉末にして桜の木の下に撒いてほしいと思う。
そしたら、花咲か爺さんならぬ、花咲か婆さんになって、毎年見事な花を咲かせてみましょう。
私は、桜が大好き。
桜のように美しく咲き誇って、最後は綺麗に散っていきたい。