ご存じの方もいると思うが、私は62歳になってTikTokを始めた。
62歳にもなって、という方が正しいかもしれない。
TikTokを始めた理由は2つ。
ひとつ目は、人気コンテンツであるダンスをして運動不足を解消する為。
そしてふたつ目は、人気者になる為だ。
62歳にもなって、まだまだ人気が欲しい。
始めるまではTikTokは若い子のものと思っていたが、今は大人も夢中なりつつあるようだ。
私のようなシニア世代もたくさん投稿している。
で、そのTikTokで、持ち前の明るさと若作りを武器に元気いっぱい踊り始めた。
踊り、即ちダンスだ。
ダンスなんかやったこともないけど、踊っている人の動画を何度も何度も見返して練習し、
何度も何度も撮り直して投稿している。
実のところ、ひとつ投稿するだけでも大変で、気が付けば半日仕事だ。
とにかく覚えが悪い。62歳にもなるから、体もついていかない。
でも、そんな私の動画のひとつがバズった（話題になった。笑）おかげでファンが一気に増えた。
奇跡が起こったのだ。
「TikTokの世界は、若い子が多く、私は見向きもされないかも？」
そんな心配をして最初は恐々始めたけど、いざ蓋を開けたら皆さんとても優しい。
こんな年寄りでも頑張っている姿を見て、
『元気をもらった』とか『私も頑張ろうという気持ちになった』など、
たくさんコメントもいただいて、寧ろこちらが元気をもらっている。
始めて1ヶ月とちょっと、今では趣味がTikTokで踊ることと言えるくらい、
TikTokが生きがいのひとつになっている。
ライブ配信もできるようになったから、ギターを片手に音楽配信にも挑戦した。
するとファンがさらに増えて、TikTokを始めた理由のひとつであった人気者にもなれつつある。
ギフト（投げ銭）もたくさん飛んできて、夢のような時間を過ごさせていただいてる。
こんな楽しい遊びが無料でできるなんて、いい時代になったなあと思うし、
「62歳にもなって……」などと自分に制限をかけることなく、新しいことにチャレンジしたおかげで、
私は62歳で人生に新しい夢を描くことできた。
そんな私の体験談。
TikTokには夢がある。
是非皆さんもご一緒に。
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